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「沈黙の艦隊」 [漫画]

沈黙の艦隊 (6)

沈黙の艦隊 (6)

  • 作者: かわぐち かいじ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1998/04
  • メディア: 文庫


(↑文庫本は全16巻です。なんとなく好きな表紙の巻をUP。)

ここで初めての「艦」モノの感想が、この作品になるとは‥(^^;)。
しかも、潜水艦も現代の軍備事情もよく知らずに読み始めてしまいました~。
(実は自衛隊さんの階級すらよく知らない‥)

とにかく。今、読み終えました。ものすごい「感動」です!
これは引き込まれちゃう作品ですねぇ~。
読んでる間はTVを付けても「今、ニュース番組で『やまと』やってるんじゃないか?」と、
思わずにはいられないほど、引き込まれました(笑)。
各戦術・人や兵器の戦闘場面もドキドキ・感動のし通しです。
これを連載で読んでいたら、消化不良になるのでは?
次回まで間を置きたくないですね、一気に読みたい作品です。
高揚した気持ちを途切れさせちゃ、もったいないです。

また、登場人物が敵味方とも皆、魅力的でしたね。
特に、やっぱり海江田四郎艦長。やること、考えること、カッコ良すぎます。私もホレました。
一致団結したサブマリナー達も素敵です。『やまと』の場面が一番イイ。
潜水艦『やまと』は最後までカッコ良かった。
深町洋艦長(←あえて「艦長」で。)も、すばらしい指導者でしたね。
そんな二人に叱咤激励された山中『やまと』副長がうらやましいです。

あと、この作品って、セリフに句読点がないんですよね。
なので長いセリフの時、「この語句はどれに係ってるんだろう‥」と悩むことが
しばしばありました。あとで読み返してみると、すんなり読めるんですけど。
(私の理解力の問題か?)

でも、今のこの喪失感はいったい何でしょう‥。ものすごく寂しいです‥。
読み終えたことで、この魅力的なキャラクター達との別れが悲しいから、か‥。
いえもう一つ、私は再び彼の、言葉ではなく「声」が聞きたいから、かな‥。

※あえて内容には触れすぎないように、書きました。


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「ゼロの白鷹」 [漫画]

作者: 本宮 ひろ志
出版社/メーカー: 集英社(ジャンプスーパーコミックス)

海軍特別攻撃隊として出撃する、5人の物語。
30年くらい前の古いコミックです。全4巻。
もう販売されてないのかな‥?

編成された1つの特攻隊の5人。
新婚の予備少尉の隊長、歴戦の搭乗員、少年の隊員、
未練の残る隊員、弟妹を撃たれ復讐を誓った隊員の、
出撃するまでのそれぞれのエピソード(最後も)が描かれています。
なので5人のからみは少ないです。
ですが、偏りがあって、エピソードが長い人と短い人があります(^^;)。
(↑これは作者も残念だったようです。)
歴戦パイロット・中山義竜二飛曹の回が、予科練、真珠湾攻撃やミッドウェー海戦、
戦友愛の場面もあり、一番充実していました。一番長いし(笑)。
彼らが散華した後を暮らす家族等の場面(短いです)が、胸を打ちました。
「あの彼らはもうどこにもいない‥」、という強烈な寂しさが込上げてきます。

小学生くらいの時に、家にあったこの漫画を初めて読んだのですが、
彼らは飛行中も普通に会話してるんです。
そういうものなのか、と疑問に思っていなかったのですが、
ある時兄から「これは漫画だからな」と念を押されたのが思い出されます(笑)。
でも"漫画ならでは"で、よかったです。感動しました。


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